こんにちは、ヘルメット犬(@helmet_dog)です。
ここでは私が公害防止管理者水質1種を合格するまでに至った体験記を紹介します。
製造業にお勤めの方には公害防止管理者の資格を取りたい方も多いのではないでしょうか。
私も会社の推奨で受験しました。中々ボリュームのある資格で、苦労しましたが、何とか公害防止管理者水質1種を一発合格しました。
公害防止管理者の試験は他の化学系の試験に比べて覚えることが多くて結構な勉強時間を使いました。
でも、出題される個所は概ね決まっています!
私は公式テキスト+過去問をもとに頻出部分をまとめたオリジナル頻出ノートを作って勉強していました。
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このノートをもとに過去問を解説しています。
頻出で必ず覚えるべき項目だけをピックアップしているので効率よく勉強できると思います。
ぜひ、勉強に役立ててください!
スケジュール
6月
公害防止管理者試験があることを思い出す。
会社の先輩にどれぐらい大変だったか、何の教材を使ったか、勉強のコツ等を聞く。
7月前半
勉強のスケジュールを立てる。
「ひとまず過去問を解きつつ、公式テキストを読み進めればOK」との先輩のアドバイスを信じ、過去問5年分を3周する計画を立てる。
水質1種は全5科目全75問。
・公害総論(15問)
・水質概論(10問)
・汚水処理特論(25問)
・水質有害物質特論(15問)
・大規模水質特論(10問)
中々のボリューム。。10月の試験に間に合うか不安になる。
7月後半
過去問1周目。
平日:5~10問
休日:15~20問
を目安に1年分を1~2週間で解くペースで勉強開始。
過去問を解くと同時に、「ここを暗記・理解していればこの問題は解けた」というポイントをオリジナルノートとしてまとめていきました。
8月前半
引き続き過去問1周目(1周目が一番つらい)。
大体3年分を解いたところで試験の雰囲気を把握(ここ大事)
「結構同じことが問われるな」という感覚が出てくれば、何を覚えて理解するべきかが明確になってきます。
同時に過去問を解くスピードも速くなってきました。
8月後半
過去問2周目。
公式テキストも読んで、暗記よりも理解に重点を置きます。
細かい所(法の体系、用語の意味、計算式の意味等)を分かる範囲で理解していきます。
「ここが問われるということはこの辺も覚えておいた方がよさそうだな」という部分もオリジナルノートにも追記します。
9月前半
ここでオリジナルノートを整理し、暗記。重要なところを赤字にする等してわかりやすくしていきます。
3周目では合格ライン(60%以上正解)を余裕をもってクリアできることを目標に、公式テキストと併用しながら頻出範囲を暗記・理解していきます。
9月後半
過去問3周目。
問題を暗記する勢いで解く。何度も間違えているところを重点的に復習し、覚える。
10月前半
最後の追い込み。大体10月1週目の日曜日が試験日です。
オリジナルノートを肌身離さず持ち歩き、全部暗記する勢いで読みこみます。
試験日
後は自分を信じ、試験が簡単であることを願い、例えわからない問題でも適当に答えれば正解することを祈るのみです。
私はこれで無事水質1種を1発合格しました。勉強時間はざっくり
(平日2時間+休日5時間)×3か月=240時間
ぐらいでしょうか。一番つらかったのは過去問1周目でした。わからないことしかない状態からスタートでしたので。。
なるべく1周目は早めに取り掛かるとその後が楽になります。
おすすめ教材
新・公害防止の技術と法規 水質編
試験運営している”一般社団法人 産業環境管理協会”が出している公式テキストです。
私も購入しました。
通称電話帳。すべての試験問題はここから出ます。
内容としてもわかりやすくまとまっているので、仕事で使うことを視野に買っておくのも一つです。
試験のための丸暗記だけでなく、細かい内容も理解して仕事でも知識を使いたい!という人にお勧めです。
公害防止管理者等国家試験 正解とヒント
試験運営している ”一般社団法人 産業環境管理協会” が出版している公式過去問解説本です。
5年分の過去問を解説してくれています。私も使っていました。
公式テキストと併用することでより効率的に学習できます。ちなみに過去問単体は一般社団法人 産業環境管理協会のHPで公開されています。
解説はいらないという人はこちらでも十分かもしれません。
公害防止管理者 通信教育
試験運営している ”一般社団法人 産業環境管理協会” の通信教育です。
私の友人がこれで水質1種を1発合格していました。
通信講座で、問題を解いて添削してもらうそうですが、本番の試験に同じような問題が出たそうです。
少し高価ですが、選択肢として検討してみてはどうでしょうか。
オリジナル頻出ノート
私が資格勉強する中でまとめたノートです。頻出項目をまとめていますので、効率よく勉強できると思います。
ボリュームも公式テキストに比べれば少なめで手を付けやすいかと思います。
おかげさまで多くの人にご好評いただいています。
最後に
公害防止管理者は勉強範囲は広いですが正しい対策をすれば必ず取得できます。
このサイトでは、用語集をまとめたり、過去問解説したりしてますので、参考になれば幸いです!