僻地脱出の方法

息抜き

こんにちは、ヘルメット犬(@helmet_dog)です。

私は化学メーカーの工場に勤めていますが、勤務地が工場だといわゆる“何もない田舎”に住むことが多いと思います。

都会で生まれ育った人や都会で学生生活を過ごした人は

・田舎はくそだ
・さっさと出ていきたい
・よくこんなところで生活できるね
・なんで俺はこんなところにいるんだ

自分が都会にいて当然という考えがありますので、いつか都会に行ってやると思いながら仕事をしています。

全員が全員ではないですが、そう思っている人は多いのではないでしょうか。

私の同僚も例外ではなく、実際に田舎を脱した人たちがいます。

そこで田舎を脱した3人の例を紹介します。

Case1 異動で都会勤務を手に入れた研究同期

背景

私の会社では研究拠点は比較的都会にあります。しかし、彼は運悪く僻地の研究拠点に初期配属されました。彼は研究職だったため、その都会にある研究部署への異動を目指したわけです。

作戦

彼の作戦は2つ

  • 上司との面談で、都会の部署への異動希望を伝え続けた
  • 都会に住む彼女と結婚し、別居婚になることで上司の同情を誘う

結果

彼は初期配属から3年後、見事都会部署への異動が叶いました。今では妻と一緒に楽しい都会ライフを送っています。

所感

希望部署への異動は会社との折り合いも必要ですので、時間はかかるかもしれません。ただ、会社内での異動ですので、仕事のやり方や労働環境が大きく変わることもなく転職に比べるとリスクは低いのかもしれません。

また、この方法を取りたい人は、異動先で使えるスキル・知識を現部署で意識的に身に着けるようにすると、より上司も異動してくれやすくなるかと思います。

case2 転職で都会を手に入れた事務系後輩

背景

事務系であるため、営業や人事などであれば本社の都会勤務だったのですが、残念ながら初期配属は工場の労務部でした。彼は生まれも育ちも都会でしたので、都会に戻る気満々でした。

作戦

彼の作戦はただ一つ、都会勤務の企業に転職するです。

結果

彼は初期配属から2年後、見事都会に転職しました。今では都会で充実したプライベートを送っているようです。が、思ったよりもブラックな環境だったため、皮肉なことにプライベートの時間は少なくなったようです。

所感

好きな場所で働けるようになるという意味では、転職は最も都会勤務を叶えやすい方法でしょう。ただ、異動先の労働環境を事前にすべて把握するのは難しいため、仕事面では不安な要素は多いでしょう。

case3 通勤時間を犠牲にし都会を手に入れた職場先輩

背景

工場の近くに住んでいた先輩ですが、都会志向が強い方でした。プライベートでは遠いですが都会に足しげく通っていたようです。

作戦

都会引っ越し片道2時間かけて毎日通勤する。

結果

無事引っ越し、都会住むことができました。休日は外出が楽しくなったようです。一方、毎日5時起きで、定時に帰っても帰宅は19時ごろです。残業した日には帰宅時間は22時をまわります。平日はつらく、体力的にも疲れるようです。

所感

通勤時間に慣れれば、プライベートな時間は都会で過ごすことができそうです。引っ越しも異動や転職に比べればハードルが低く、すぐに実現可能でしょう。通勤時間を勉強等で有効に使うことができれば、より充実しそうですね。

最後に

どの方法も一長一短がありますので、どれだけ都会生活を切望し、エネルギーをかけられるか、自分の心に相談しながら、僻地脱出を試みてください笑。他にも「こんな例がある」というのがあれば教えてください

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